言わずと知れた近代日本画画壇の頂点に君臨する男、それが東山魁夷です。
今回見ていただきたいのは誰もが知っている名品『道』です。
ただ単調な色彩で表現されているように見えるこの作品が彼の人生の転機となりました。
青森県・種差海岸近くの牧草地を貫く一本の道に魁夷は何を見たのでしょうか。
シンプルに描かれた道に轍があり、石ころも転がっていています。
東山魁夷らしい、シンプルながらに緻密で丹念な描写を見ることができます。
とても落ち着く一品です。
そんな私は本日、東京銀座の中央通りの先にLIXIL(リクシル)を見ました。