大樋長左衛門
九代 大樋長左衛門 「黒茶碗」
初代 大樋長左衛門(寛永8年・1631年)から脈々と続く歴史と伝統をもつ大樋焼の本家。 趣ある褐色の飴釉茶碗は、大樋焼の代名詞の一つでもある。そして、手に馴染む柔らかい意匠の黒茶碗も茶道には欠かすことができない存在です。 当代は2016年に襲名された十一代目の大樋長左衛門(昭和33年・1958年)生まれ。
大樋長左衛門作品の場合、現在は所定鑑定機関が制定されておりませんが、私たちプロが拝見した場合、すぐさま偽物と判る作品も多くあります。その反面、非常に判断が難しく微細まで確認作業を進めて改めて偽物と判断できる作品もあります。ご不安な方はご所有の作品をお持込みいただければ拝見いたしますので、お気軽にご相談ください。