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2014年06月04日(Wednesday)

東山魁夷の転機となった名品『残照』について

artwiki×花田美術コラボレーション記事
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こんにちは。

今回は日本を代表する日本画家、東山魁夷の『残照』についてご紹介したいと思います。

東山魁夷は緑をベースとし、白馬が描かれている作品があまりにも有名です。

こちらの作品は『緑響く』という作品で、吉永小百合さんが出られていた液晶テレビのCMにも使われていました!

東山魁夷 緑響く

『緑響く』 1982年制作 −長野県信濃美術館収蔵−

 

自分の作風を確立するまでには相当な道のりがあったと言われています。

実の父がお酒に溺れ、母に大変な苦労をかけているのを見て育った魁夷は

「将来絶対に偉くなるんだ」と思ったそうです。

 そして画家という道を選び、なかなか評価してもらう事が出来ず、悲しみに打ち拉がれていました。

そんな中、魁夷は千葉の鹿野山(九十九谷展望公園)から眺める絶景に出会います。

 

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