2016年2月2日 / ぴっちょ / 0 Comments
小杉放庵さんを紹介したいと思います。
小杉放菴さんは、明治・大正から昭和にかけて幅広い分野で活躍し、日本の近代美術史上に特異な存在感を示した日光出身の画家・小杉放菴の日本画、油彩画、水彩画、寫生画、書などの作品を輩出しています。
日光の方に小杉放庵さんの作品を展示している美術館があるそうです。
行ってみたいですね。
小杉さんの作品は、四季折々の花や鳥、さまざまな人物、風景などが描かれています。
描いた場所や日付、細かな色の指定が記入されていて、画家の創造の秘密の一端をうかがい知ることのできる貴重な作品がたくさん見ることができるそうです。
それってなんだか不思議だけれど面白いなと思いませんか?
この作品は、仙山朝陽という題名です。
題名に込められる思いはどこまでなのか私にもわかりませんが、
仙山というのは、夢と見まがう幻妙の場所として思われることがあるみたいです。
そして、仙という字からみると仙人という言葉を連想されます。
また、こんなところに羊がいるのが不思議な感じがします。
絵を見たときにどう捉えるかはそれは人それぞれだと思うので、なんとも言えないのですが、この羊が仙人の成りかわりではないか?と思う人もいるみたいです。
朝陽というのはなんでしょうか?
意味としては、朝の太陽の光?のような感じがします。
この場所でこの朝の光を受けることで仙人になれることができるとかいったそんなストーリーのある絵だったら面白いんですけどね笑
ここまで来るのにたくさんの試練を乗り越えてきたとかだと興味が湧いてきますが。
本当のところはなぜこの題名にして、どんな想像やイメージをしながら描いたのでしょうか?
実際見たのかもしれないし、謎なことは謎ですね。笑
次も小杉放庵さんの紹介になります。
このままだと足りないので笑
2016年2月1日 / ぴっちょ / 0 Comments
竹内栖鳳さんの紹介をします。
竹内さんの作品の配置というか、表情が印象的だなと思います。
この幹の表現だとか、陰影も含め、その味を感じることのできる作品を多く輩出されていると思います。
この梅の花の蕾や、開花された梅の花もまた美しいなと思います。
しかし、幹だけでなく枝の表現もすごく綺麗です。
確かになめらかな枝もあるよな〜なんて思わせてくれます。
また、この梅の樹の上に止まっている鳥の種類はきっとメジロという種類なんだと思いますが、このメジロのなんだか動きまでもを想像させてくれるような感がします。
梅の花の色はあんまり色味全体を変えているわけではないけど、水など絵の具の量を変えることで何か印象を変えているんだろうなという印象があります。
そういう風景画すごくいいですね。
見入ってしまうし、ここにいるんじゃないかみたいな感覚にもなれるし!笑
2016年2月1日 / ぴっちょ / 0 Comments
川合玉堂さんを紹介します。
自然を愛し、人を愛した玉堂の人柄は土地の人々からも慕われていたそうです。
何に対しても同じように愛を持っているのはなんだか素敵なことだなと思います。
玉堂は伝統的な日本画の本質を守り、清澄にして気品のある独自な作風を展開しながらも、明治・大正・昭和の三代にわたって、創作し続け日本の文化を守ってきました。
川合さんの作品のなかで人物画というより風景画のほうが印象にも残っているのではないでしょうか?
この作品のなかでは、線の強弱、濃淡、太さや細さのそのタッチだけで人物のふくらみ、 木々の枯淡、古びた酒瓶のひびなどを、そこに人生の重みを表しているので注目して欲しい部分でもあります。
この作品の中でも、線の濃淡や強弱などを感じることのできる作品になります。
強い意志があってからこその作品にもなるんじゃないんでしょうか?すごく美しい表現をしているなと思います。