前田青邨

前田青邨さんの作品を紹介します。

 

前田さんの作品は、綺麗な作品が多いとおもいます。

この作品は、金箔の上に描いているんでしょうか?

日本画の印象は書き加えはできても、書き直しができない。というのが印象的です。

この作品は特に書き直しができないし、画材も高いので、神経削られるような気がします。

 

この作品は梅の花がメインなんだろうなとおもいます。

だからこそ、枝の表現はそんなに存在感を出しすぎずこれくらい落ち着いた表現になるんだろうなと思いました。

 

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梅の花は5枚で、丸い花びらが特徴的で、雌しべ雄しべが見えて可愛らしい花なことが印象深いです。

この作品だけではありませんが、綺麗な作品作りのために、観察をしっかりとしているんだろうなとおもいます。

料理とかと同じように作品を作るときは下準備ならぬ、観察を大切にしているんだと思います。

朝井閑右衛門

朝井閑右衛門さんの作品を紹介します。

朝井さんの作品の特徴は、絵の具での表現をしっかりとしているという印象を持っています。
作品作品をみておもうのは、筆での表現をしていることにはしているんですが、筆だけでの表現ではなく、絵の具のチューブから出てくる絵の具の硬さであったりなめらかさをしっかりとわかっていての表現をしているなと思いました。
なので、きっと横から見ると絵の具が少し見えている。
そんな感じが見ることができるんじゃないでしょうか?

そういった表現の方法はよく見られますが、朝井さんの作品は大体が花を描いている作品になるので工夫が見ることができるし、面白さが増すんじゃないかな〜なんて思います。

一見みたときに何を描いているかわからなくなるときがありますが、よーくみたり、目を細めてしっかりとみてみるとみえてくる作品作りをしていたりするので、何を描いてるのかな〜とすぐに題名をみたりするのではなく、大体全体をみて表現を楽しんで閲覧するのも作品の楽しみ方の一つになるんじゃないでしょうか?

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ぜひともいろんな方法で作品を楽しんで欲しいなとおもいます。

小泉智英

小泉智英さんの作品を紹介します。

 

小泉さんの作品を見た時の印象は、この作品の中に描かれているのは自然だと思います。

この、紅葉した木々の中に所々でまだ、紅葉仕切っていない木がちらほらと見えますね。

そういった山の自然さというか、そういった表現が美しいなと思いました。

 

遠近感と言うものをとても大事にしているのがわかると思いますが、川と山の紅葉の差をつけるためにもちろん、川の表現を細かく繊細なタッチで仕上げているのがわかると思います。

また、手前にある生垣?部分には、細かいタッチが見えますか?

いろんな色を取り入れながら、この作品を仕上げています。

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個人的に好きな部分は、中景が好きです。

中景部分には、メインとなる部分はそんなに描かれていないけれど一番難しい部分ではあると思います。

 

竹内浩一

竹内浩一さんの作品を紹介します。

竹内さんの作品は動物を描くことをしています。

この作品の中には猿が描かれていますが、毛並みもしっかりと細かいところまで描かれているのがすごく美しいなと思いました。

背景の細かい表現も美しいなと思いますが何よりもこの猿の毛並みに注目して欲しいなと思います。

毛並みは、この色の差をすごく繊細につけているのでいい作品に出来上がっていると思います。

 

 

この作品の中に描かれている思いというのはどんなことを思いながら描いたのでしょうか?

なんだかきになるところだなと思います。

 

 

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また、猿ならではの表情というか顔のパーツや目つきというんですかね。

そういったものの表現もされていていいなと思います。

 

 

彼末宏

彼末宏さんの作品を紹介します。

彼末さんの作品は、配色や描き方が綺麗な作品が多いかなと思います。

この作品でもわかるように少しぼやかした表現などそれがすごく綺麗だなと思いました。

この作品にはどの画材が使われているのか気になります。

背景に使われた表現がなんだかパステルみたいな感じがします。

 

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この作品の中に描かれているモチーフは、ぶどうとりんご?かな?

 

形の細かい表現も作品の魅力の一つになりますね!

作品作りっていろんな表現の魅力の集まりな気がします

伊藤清永

伊藤清永さんの作品を紹介します。

伊藤さんの作品は、線での表現が特徴的だなと思います。

また、色もたくさん入れていて表現の幅がすごく広いという印象でした。

この作品の中に描かれている女性の線をいろんな色を重ねて表現しているのがすごく美しいなと思いました。

この下の作品には落ち着いた色味で仕上げられていますね。

全体的に寒色系の色が使われていて、どんな心情で描いているのかが気になるところはあると思います。

また、線で描くという中で、ぜひ体に注目して見ていただきたいです。

下地と言うものを描いたとしてもこのなめらかなくびれであったり引き締まっている筋肉のバランスなどをしっかりと表現できているのは素晴らしいなと思います。

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この作品の中に描かれている女性も同じように、線での表現を大事にしていると思います。

稜線の描き方も独特であると思います。

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松林桂月

松林桂月さんの作品を紹介します。

松林さんの作品は日本画らしい特徴を持っていると思います。

木や山を描くときの線の動きであったり落ち着いているけれど存在感を思わせるような色の使い方がとても美しく描かれていると思います。

少しこの作品の中で疑問に思ったのは、雲の位置が少しだけ低いのかな?と思いました。

雲の位置を低くすることで、奥に描かれている山は更にたかさがあるのを思わせる表現になっているなと思いました。

 
スケール感は作家さん一人一人に違いますが、松林さんではすごく差があるなと思いました。

しかし、表現がいいのでそこにはあまり気になりません。

梅原龍三郎 

梅原龍三郎さんの作品を紹介します。

梅原さんの作品の印象は独特的だなと思います。

この作品は何で描いたんでしょうか?

水彩画っぽい感じがしますが、どういった表現なんでしょうか?

水っぽさもありますが、それがさらに素敵ですね。

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この作品での特徴は、色の使い方が綺麗だなと思います。

下地の色とまたこの本色を重ねてできる色が綺麗だなと思います。

そういった表現が油絵の特徴ということになりますが、それがいい作品になるんだろうなと思います。

色を重ねるってことはそれだけ大事なことなんですよね!

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速水御舟

速水御舟さんの作品を紹介します。

速水さんのこの作品では、花びら一枚一枚がしっかりと綺麗に表現されているのが特徴的だなと思いました。

この作品の中に描かれているのはツツジだそうです。

この作品名は躑躅圖なんですね。でも、一瞬つつじって読めなかったです笑

検索してつつじとわかりました。

つつじは私たちや多くの人から知られている花だなと思います。

むかし、この蜜を吸いながら小学校帰ったな〜と思い出しました。

そのときも落ちた花をみて、この花の花びらは、薄いようで分厚くて、でも、自分が持ったところ・力が加わったらそこがほんのり濃くなるんですね。

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そういった特徴もみながら描けているような印象を受けました。

この作品の中に描かれている葉っぱの表現も陰影もしっかりと付いていていいなと思いました。

 

また、この構図のバランスが絶妙に収まっていると思います。

この構図はしっかりとしているので作品として綺麗にはまっているなと思います。

千住博

千住博さんの作品を紹介します。
千住さんの作品の印象は滝の絵を描いているのが特徴的です。

この作品を見たことあると思うんですが、そのときは大きくてその大きさと存在感に圧倒されました。

そのあとすこし離れてみたり近づいてみたりして印象が変わる作品になるなと思いました。

ウォーターフォールというのは滝という意味になりますが、その滝がうまく表現されていて、水面に叩くような水の音までもを感じさせるような描き方をしているなと思いました。

 叩くと言いましたが、そんなにバシバシ音がするわけではなく、サーっという静かに落ちる音なのかなと想像します。