(^○^)熊谷守一さんの当時の先生はフランスから帰国して間もない黒田清輝でした。
( ^ω^ )生徒の青木繁だの熊谷守一だのは、その黒田先生の絵に格別心服していなかったようで、青木繁などは明らさまに反抗の姿勢を示していたそうです。
(^○^)「自画像」は熊谷守一の卒業制作だが、こういう赤褐色の一色を基調にした作品や、 同じ年に描いた「半裸婦』という絵など、黒田清輝の印象派的な作風とは全く違ったもので、当時としては全く異端のものだったそうです。誰もやっていない事をやるのはとても大変ですよね…
( ^ω^ )この頃の青木繁の自画像にも、熊谷守一 と同じような赤褐色一色を基調として描いたものがあります。
(^○^)それら初期作品の中でも、学校を出てから描いた「ローソク」という絵は文展で受賞した作品で、この画家の初期の傑作として名高いです。この時期、熊谷守一はレンブラントに傾倒していたようですね。
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