横山大観について・明治篇

今日は、横山大観さんについて紹介したいと思います。

 

横山大観
1868年 水戸藩士(現茨城県)に生まれました。

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学生時代に絵画に興味を持っていたそうです。

横山さんは、いろんな時代を見てきた方です。

明治大正昭和の90年間生きた画家です。

その3つの時代を生きているとやっぱりその時代の変化というものもそりゃ見てきたことになりますよね。

そうなるとどうなるんでしょうか?

作品とかに出てくるんでしょうか?

 

横山さんは「一切の藝術は無窮を趁ふの姿に他ならず-芸術は感情を主とす-世界最高の情趣を顕現するにあり」という座右の銘を残したそうです。

 

やっぱり感情は美術に出るということなんですかね?

 

 

ここで明治に生きた横山さんの作品を見てもらいます。

 

年代別にみるとこんな感じになります。

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写真の撮り方にもよると思いますが、印象としては、一番最初の作品は、なんだかなにを書こうかな?みたいなすこし迷いがあるように見えます。

どうしてこういった構図にしたのかはわかりませんが、こういう表現はいいですね。

このシャッとなっているのは写真?実際こうなってるの?

もし狙ってやっているものだったら相当センスがあるな〜なんて思います。

 

次からの作品には、ほとんどモチーフやモデルというものがはっきりと描かれているのが特徴的です。

しかし、横山さんの描く作品からは暗い感情があるのではなくて、何かを大切に、切なさと暖かみを感じます。

 

描くもの描くものの、繊細な部分を引っ張ってきてその部分を魅力的と感じて描いているのかそういった表現がとてもうまいなと思います。

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